Citrix XenServer5.0 導入テスト

現在 運用中のサーバーは、Solaris10/VMware ESXi 3.5を運用しております。

中でも、VMware ESXiはWindowsベースのサーバーの仮想化を行っておりますが、今後の事を考え、XenServerとESXiとのパフォーマンス比較を行うため、インストールしてみる事にしました。

とは言え、いつものごとくmhitさんにお世話になりながら・・・

まずディスクイメージを準備します。

FREE_XenServer-5.0.0-Update3-install.iso
FREE_XenServer-5.0.0-Update3-linux.iso

イメージの準備が出来たら2枚をCDに焼きます。

いざ 予備機のPOWEREGDE 1950IIにインストールを始めます。

ところが、一向に起動しません。BIOS設定や、別のCDを入れてみても起動しない・・・

以前は、ESXiのテスト環境をインストールし、テストしておりましたが、その後、稼働させてなかったので、逝かれてしまった・・・なんて考えながら、VMware-Fusionで起動してみるも、同じようにOSないぞーって。その前にCDから起動してよ!・・・ちゅうことは、CDイメージに問題有り???

ビンゴでした。もう一度 CDを焼き直し、ようやくインストール画面を拝む事ができました。

インストールは、XenServer本体とExtrasのLinuxをインストールします。

xen_linux

一般的なanaconda風のインストーラーです。

インストール完了まで20分弱

xen_linux2

Zabbix

ある方からZABBIXを設定したFreeBSD7.1のESXiイメージを頂きました。ありがとうございます。

昨日も、設定方法を詳しく教えていただき、やる気満々になりましたw

さっそく、今朝からESXiで動かし、自宅ATOMマシンにagentを仕込んで監視を始めてみました。

とりあえず、

Disk Space
cpu
Network

あたりの監視は可能になりました。これから少しずつ、設定をしていくわけですが、もの凄く高機能でいろんな事が出来ます。設定後が非常に楽しみになってきました。

少しずつになると思われますが、各サーバーにagentを仕込んでいきます。

まず、Windowsマシンのagentを突っ込みたいと思います。ここでは、インストール先をC:zabbixとした。

  1. zabbixのソースの中にbinディレクトリがある。その中にWindowsバイナリがあるので、32bit or 64bitのバイナリ(zabbix_agent.exe)をWindowsマシンに置く。
  2. zabbixのソースの中にmiscディレクトリがあります。そのなかのconf/zabbix_agentd.confをバイナリと同じ場所に置きます。
  3. zabbix_agentd.confを編集する。
  4. サービスとして登録する。

zabbix_agentd.confの設定箇所は、

Server=192.168.0.xxx
Hostname=hoge
ListenIP=192.168.0.xxx
LogFile=C:zabbixzabbix_agentd.log
PidFile=C:zabbixzabbix_agentd.pid

このあたりを設定しておけばOK。各設定値は、

Server=[zabbixが起動しているサーバーのIPアドレス]
Hostname=[zabbix agentが稼働しているマシンのHOSTNAME]
ListenIP=[zabbix agentが稼働しているマシンのIPアドレス]
Logfile=[agentのログを置く場所]
PidFile=[agentのPidを置く場所]

ここまで出来れば、サービスとして登録する。登録には、zabbix_agent.exeを使う。

c:¥zabbixzabbix-agent.exe -i –config c:zabbixzabbix_agent.conf

サービスの登録が完了したか、確認後 起動する。

あとは、ZABBIX WEG-UIで登録すればOK

しかし、久しぶりにFreeBSDを触ったけど、すっかり忘れてるねー portsの使い方とか。ググってなんとか思い出してきたけど・・・

Raspberry Pi 2でZabbixを再チャレンジ

 

なんだか変だ ATOMマシン

先日から謎のHALTに見舞われています。

症状としては、NICさえも落ちている時もあり、またNICは生きている時もあり、ssh等デーモンが死んでいる時もありで、どうもMTRON MSD-SATA3525が原因のような気がしてきました。

どうすっかなー・・・

しかし、うまく動いている時は至って順調でなんにも問題がないだけに、再インストールするには気が引ける。

期間限定のLinuxのマスコット、Tuzが登場するようです。

久しぶりにLinuxの話題 Linux
期間限定のLinuxのマスコット、Tuzが登場

Lux君はどうなるのでしょう。

Linux起動時にTuzが出てくるんでしょうか?

それだけのために、Kernel make したくなりました。

見るには、Kernel 2.6.29が必要です。ちょこっとだけ待ち遠しい。

それはそうと、Linux atom 2.6.24-23-server #1 SMP Mon Jan 26 01:36:05 UTC 2009 x86_64 GNU/Linuxカーネルを使っているのですが、

BUG: soft lockup – CPU#0 stuck for 11s! [kacpid:60]

これは、いつパッチングしていただけるのでしょうか?こっちの方がクリティカルです。

【加筆】

Kernel 2.6.29がリリースされました。

Partition Imageを使ってバックアップ

OUR OWN RISK

Partition Imageはハードディスクのパーティションの内容を丸ごとバックアップするためのソフトです。ファイルコピーによる方法とは異なり、パーティションの内 容をそのままイメージファイルで作成します。LinuxだけでなくWindowsやOS/2などのパーティションにも対応しているため、Windowsの バックアップにも利用することができます。

Partition Imageは、ハードディスクのパーティションの内容を1つのイメージファイルに書き出す。ファイルをコピーするのではなく、ハードディスク上に存在するデータの並びをそのままファイルにするソフトです。対応しているファイルシステムは、

  • Linux ext2
  • Windows FAT/FAT32
  • OS/2 HPFS など

Linux に同様な機能をであるddコマンドがあるが、Partition Imageではデータが書き込まれている部分だけをファイルに書き出すため、資源を有効に使うことが可能です。パーティションの大きさが大きくても、使用 容量が少なければ、Parttion Imageを使って作ったイメージファイルは小さく、また処理時間を短縮することが可能です。さらに、gzipまたはbzip2で圧縮可能で、ファイルを より小さなイメージで作成可能です。ddコマンドでは使用/未使用に関係なくすべてのデータをファイルイメージとして書き出し、圧縮もサポートされていま せん。

同じ設定の複数のPCを簡単に作成可能

Partition Imageは、通常バックアップにはもちろん、それ以外にも使い道があります。たとえば、学校や会社、研究機関等、同じ設定のPCをたくさん用意しなけれ ばならない場合です。一台には通常の方法でインストール設定する必要はありますが、残りはハードディスクの中身をそのままイメージでコピーすれば簡単に、 しかも短時間で作成可能になります。ハードディスクイメージを作成する際は保存媒体の容量に合わせてイメージファイルを分割可能です。例えば、CD-Rに保存するなら、650MBに分割するといいでしょう。MOに保存するなら、その媒体に合わせて230MB、640BM、1.3GBに分割すればよい。

注意点として、kernelのバージョンを確認する必要がある。

kernel2.2では、1つのファイルの最大容量が2GBという制限がある。そのため、少なくとも2GBごとにファイルを分割しなければなりません。

Kernel2.4系ではその制限がなくなりました。

boot diskの作成

用意されているLinux Kernel 2.2.16またはLinux Kernel 2.4.2のboot diskと、Partition Image用のroot diskを使う。また、CD-Rを持っているならCD-Imageを落として焼くとよい。

Parttion Imageのホームページでイメージが公開されています。

Partition Image配布元

作成するには、windowsならRAWRITE.EXEを、Linuxならddで作成する。

Windows

各イメージファイルの名前をbootdisk.raw,rootdisk.rawに変えます。dosの仕様のため。
変更後、RAWRITE.EXEで各ディスクを作成します。作成方法は、Linux install diskを作成するときの要領で作成します。

Linux

  • # dd if=partimage-bootdisk-2.4.9-1.raw of=/dev/fd0
  • # dd if=partimage-0.3.6-rootdisk-2.raw of=/dev/fd0

イメージが作成できたら、フロッピー またはCD-ROMをセットして起動します。フロッピーの場合は画面に「VFS:Insert root floppy disk to be loaded into RAM disk and press ENTER」というメッセージが出たら、root diskに差し替えEnterキーを押します。
システムが起動するとloginが出ます。

  • rootでパスワードは不要です。
  • キーマップの読み込み。
         # loadkeys jp
         101キーボードの場合は設定不要ですね。
  • 作成するイメージファイルを保存するためのパーティションをマウントする。

    使用例1

    /dev/hda1のext2をファイルシステムイメージを/dev/hda2のvfatパーティションに保存するには、

         # mount -t vfat /dev/hda2 /mnt
         # partimage -od -f1 -z1 save /dev/hda2 /mnt/hda2.partimg.gz

こ れは、/dev/hda2の内容を/mnt/hda2.partimg.gzファイルに書き出します。-odオプションは既に同盟のイメージファイルがあ る場合、上書きとなる。-flオプションは処理が終了したら、PCをshutdownする。-zlオプションはgzipで圧縮する。各オプションは、

     # partimage --help

で表示されます。

使用例2

CUIの画面に従いメニュー形式でオプションを選択する方法があります。これは、partimageをオプションなしで起動すると、このモードになります。

     # partimage

こ のモードでは、最初に新たにイメージファイルを作成するか、あるいはイメージファイルからパーティションに書き戻すかを画面下端の[Action to be done:]で指定します。ここでは、「save partition into a new image file」を指定して、新たにファイルを作成するモードを選択します。そして、画面上端のパーティション一覧「Partition to save/restore」でイメージファイルを作るパーティションを指定します。次に、作成するイメージファイル名を画面中央の「Image file to create/use」に指定します。各項目はTabキーを押すことで移動します。

「>」を押して次に進むと、ここでは圧縮形式などのオプションを選択する。作業終了後の処理などを指定して「」を押すと実際にイメージファイルを作り始める。リストア時も作業手順は同じです。

注意点

Partition Imageを使って、イメージファイルにするパーティション、あるいはイメージファイルを書き戻すパーティションは、Linuxの表現方法で指定する必要 がある。例えば、IDEプライマリバスに接続したマスタードライブ内の1つめの基本パーティションは/dev/hda1となります。各パーティションを確 認するには、procファイルシステムを確認します。

     # cat /proc/partitions

次に、作成したイメージファイルをハードディスクに書き戻す際。現時点ではfdiskのようなパーティション作成はサポートできていない。つまり、書き戻すときは、先にfdiskでパーティションを切っておく必要がある。
また、バックアップしたパーティションの容量と書き戻すパーティションの容量を同じにしておく。