DELL POWEREGDE 1950 on Solaris 10 Update6

まず、課題であったJava Web Console ZFS Administrationの稼働にこぎ着けました。

インストールまでの経緯

  • Solaris 10 U5
    1. MegaRaidのドライバが入っていないため、LSI Logicからmega_sas.isoを導入
    2. Broadcom NICのドライバが動かないため、Broadcomからbcmedu.imgを導入
    3. 結果的に、NICが動かず見送り
  • OpenSolaris 0811
    1. MegaRaid/NICとも動いたが、JavaWebConsoleが動かない
    2. sol-nv-b113-x86-dvdのJavaWebConsoleを動かそうとしたが、無理(バージョンが進んでしまったのかも):参考
    3. 結果的に導入見送り
  • Solaris 10 U6
    1. MegaRaid・NIC共に、ドライバが入っておりインストールは至極簡単に終わる。
    2. JavaWebConsoleにバグが有り、smpatchを当てて稼働確認
    3. 導入決定

と、かなりのインストール・再インストールを繰り返しました。結果的に理想のSolaris 10 Update6での導入が可能となり非常に満足。

手順

Solaris 10 U6をOEM SUPPORTでインストール。もちろんZFS-ROOT。インストール完了後、smpatchを当てる。

Varius musings by meというサイトに情報があった。このページの真ん中当たり。「6789」で検索したところに情報有り。

  1. smcwebserver stop
  2. Patches tried to address the issues:
    141104-01 <– Specific for ZFS.
    125952-18
    127683-04
    138553-04
    とあり、141104-01とそれに依存するパッチを適用
  3. smcwebserver start
  4. https://localhost:6789
    ローカルホストからzfs adminが使えることを確認
  5. smcwebserver stop
  6. svccfg -s svc:/system/webconsole setprop options/tcp_listen = true
  7. smcwebserver start
  8. 別ホストからアクセス出来ることを確認

zfs_admin

このようにバッチリアクセス可能です。

続いての作業は、bind パッチあてと各ハードウェアのFirmware VersionUpです。OS入れる前にしとけと・・・

DELL PE1950 Solaris10U5 RAID:PERC6/i

なんだか、5月に入ってからバタバタとしております。

機材がそろって来たので、新鯖移行準備を行っておりますが、運用版OSをインストールするのに手間取っています。

perc6i問題は、PERC6/i

これは、Solaris 10 UPDATE5 でドライバの提供がされておらず、DELLからドライバを落としてOSインストール時に読み込ませないとだめっぽいです。ちなみにSolaris 10 UPDATE6 だとmega_sasが組み込まれているので、そのまま利用可能です。

なんどか、インストール途中まで進めてみましたが、ディスク無いと怒られました。

なんでも、PE1950ではUSB接続のFDDを利用してドライバを入れることが出来ないらしく、CDでの読み込みが必要だそうです。

PERC 6/i もいつものように、LSI LOGICのOEM版でMegaRAID SAS 8888ELPの同等品らしいです。

Solarisのドライバは、こちら(MegaRAID Release 3.6)。

VAIO P VGN-P90HS に OpenSolaris 0811をインストール

リカバリDVDの作成が完了したので、早速 OpenSolaris0-811をインストールしてみる。

VAIO特有のACPI関連でダメダメです。

なぜVAIOはいつもこうなんでしょう・・・

仕方なく、Grubにオプションを渡します。

kernel$ /platform/i86pc/kernel/$ISADIR/unix -B livemode=vesa,acpi-user-options=0x8

とりあえず、起動オプションを渡し、LiveModeを見ることが出来ました。

携帯で撮影したので、見にくい・・・
ts3e0150

ここからインストールを始めます。

内蔵デバイスの殆どは利用できないと思われますので、快適に利用するためにはかなりの時間が必要となりそうです。

OpenSolarisスタートアップバイブル

新鯖 テスト開始【VIA】

昨日 VCRVAL-2U/Eの動作確認が終わったので、Solaris 10をテストインストールした。

ちゃんと「Solaris ZFS管理ガイド」を参考にしましたよw

今回 インストールした環境は、

DELL POWEREGDE 1950(XEON 5160 x 2 , MEMORY 16GB , SAS5 SAS 32GBx2)

JCS VCRVAL-2U/E , 120GB x8)

という環境で、zfs rootでインストールしてる。

DELL PE1950のCD Driveがダメっぽい。なんどCD BOOTしてもSolarisが立ち上がってきません。仕方なく、USB-CD BOOTしてインストールを開始した。

システムの文字コードを「ja」じゃなく、Japanese UTF-8(ja_JP.UTF-8)に。この設定は、

/etc/default/init

に書き込まれる。たとえばこんな感じに。

TZ=Japan
CMASK=022
LANG=ja

ZFS ROOTを利用するには、テキストインストールでないと選択肢がでない。言い換えると、利用するなら必ずテキストインストールしないとダメってことです。

FSを選択する時に、

[ ] UFS
[X] ZFS

にすればOK。

sol-zfs1

順調にインストールが進んでいます。

肝心な設定を忘れていたことに気づきました。

SAS-RAIDを組むのを忘れていました。

まぁ、テスト環境なので、今回はこのまま進めることに。

sol-zfs2

インストール完了後、

~/.profileにPATHを追加しておく。ついでにPS1も。

PS1=”[h@u]w> ”
PATH=$PATH:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/ccs/bin:/usr/sfw/bin:/usr/sfw/sbin:/opt/csw/bin:/opt/csw/sbin

あと、suした時の環境にもPATHを加えておく。加える項目は上記と同じ物。

/etc/default/su

web sonsole / zfs いつになったら使えるようになるのだろう。U4の時は問題なかったんだけどな。ちゅうか、こんなもん使わずにcommand覚えたら済む話なんですがね。

最後に、パッチあて。

# init S
# smpatch analyze
# smpatch update

これで、一応 完了。

solaris zfs : zpool upgrade

solaris 10-U4 から利用しているzfsストレージプールをアップグレードした。

まず、Upgradeする必要があるか確認する。
zpool statusで”Upgrade the pool using ‘zpool upgrade’.”となっていればUpgradeする必要あり。Upgradeしなくても問題なく利用可能だが、新しい機能が使えないだけ。

ちなみに、Upgrade前のzfsバージョンは”4″となっている。

# zpool status
pool: raidbox
state: ONLINE
status: The pool is formatted using an older on-disk format.  The pool can
still be used, but some features are unavailable.
action: Upgrade the pool using ‘zpool upgrade’.  Once this is done, the
pool will no longer be accessible on older software versions.
scrub: none requested
config:

NAME        STATE     READ WRITE CKSUM
raidbox     ONLINE       0     0     0
c3t0d0    ONLINE       0     0     0
c3t0d1    ONLINE       0     0     0
c3t0d2    ONLINE       0     0     0
c3t0d3    ONLINE       0     0     0
c3t0d4    ONLINE       0     0     0
c3t0d5    ONLINE       0     0     0
c3t1d0    ONLINE       0     0     0
c3t1d1    ONLINE       0     0     0
c3t1d2    ONLINE       0     0     0
c3t1d3    ONLINE       0     0     0
c3t1d4    ONLINE       0     0     0
c3t1d5    ONLINE       0     0     0

errors: No known data errors

# zpool upgrade
This system is currently running ZFS pool version 10.

The following pools are out of date, and can be upgraded.  After being
upgraded, these pools will no longer be accessible by older software versions.

VER  POOL
—  ————
4   raidbox

Use ‘zpool upgrade -v’ for a list of available versions and their associated
features.
mother# zpool upgrade -v
This system is currently running ZFS pool version 10.

The following versions are supported:

VER  DESCRIPTION
—  ——————————————————–
1   Initial ZFS version
2   Ditto blocks (replicated metadata)
3   Hot spares and double parity RAID-Z
4   zpool history
5   Compression using the gzip algorithm
6   bootfs pool property
7   Separate intent log devices
8   Delegated administration
9   refquota and refreservation properties
10  Cache devices
For more information on a particular version, including supported releases, see:

http://www.opensolaris.org/os/community/zfs/version/N

Where ‘N’ is the version number.

# zpool upgrade -a
This system is currently running ZFS pool version 10.

Successfully upgraded ‘raidbox’

zfsのupgardeが完了。

# zpool upgrade
This system is currently running ZFS pool version 10.

All pools are formatted using this version.

で、すべてのプールがupgrade出来ていることを確認できる。