新鯖 テスト開始【VIA】

昨日 VCRVAL-2U/Eの動作確認が終わったので、Solaris 10をテストインストールした。

ちゃんと「Solaris ZFS管理ガイド」を参考にしましたよw

今回 インストールした環境は、

DELL POWEREGDE 1950(XEON 5160 x 2 , MEMORY 16GB , SAS5 SAS 32GBx2)

JCS VCRVAL-2U/E , 120GB x8)

という環境で、zfs rootでインストールしてる。

DELL PE1950のCD Driveがダメっぽい。なんどCD BOOTしてもSolarisが立ち上がってきません。仕方なく、USB-CD BOOTしてインストールを開始した。

システムの文字コードを「ja」じゃなく、Japanese UTF-8(ja_JP.UTF-8)に。この設定は、

/etc/default/init

に書き込まれる。たとえばこんな感じに。

TZ=Japan
CMASK=022
LANG=ja

ZFS ROOTを利用するには、テキストインストールでないと選択肢がでない。言い換えると、利用するなら必ずテキストインストールしないとダメってことです。

FSを選択する時に、

[ ] UFS
[X] ZFS

にすればOK。

sol-zfs1

順調にインストールが進んでいます。

肝心な設定を忘れていたことに気づきました。

SAS-RAIDを組むのを忘れていました。

まぁ、テスト環境なので、今回はこのまま進めることに。

sol-zfs2

インストール完了後、

~/.profileにPATHを追加しておく。ついでにPS1も。

PS1=”[h@u]w> ”
PATH=$PATH:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/ccs/bin:/usr/sfw/bin:/usr/sfw/sbin:/opt/csw/bin:/opt/csw/sbin

あと、suした時の環境にもPATHを加えておく。加える項目は上記と同じ物。

/etc/default/su

web sonsole / zfs いつになったら使えるようになるのだろう。U4の時は問題なかったんだけどな。ちゅうか、こんなもん使わずにcommand覚えたら済む話なんですがね。

最後に、パッチあて。

# init S
# smpatch analyze
# smpatch update

これで、一応 完了。

solaris zfs : zpool upgrade

solaris 10-U4 から利用しているzfsストレージプールをアップグレードした。

まず、Upgradeする必要があるか確認する。
zpool statusで”Upgrade the pool using ‘zpool upgrade’.”となっていればUpgradeする必要あり。Upgradeしなくても問題なく利用可能だが、新しい機能が使えないだけ。

ちなみに、Upgrade前のzfsバージョンは”4″となっている。

# zpool status
pool: raidbox
state: ONLINE
status: The pool is formatted using an older on-disk format.  The pool can
still be used, but some features are unavailable.
action: Upgrade the pool using ‘zpool upgrade’.  Once this is done, the
pool will no longer be accessible on older software versions.
scrub: none requested
config:

NAME        STATE     READ WRITE CKSUM
raidbox     ONLINE       0     0     0
c3t0d0    ONLINE       0     0     0
c3t0d1    ONLINE       0     0     0
c3t0d2    ONLINE       0     0     0
c3t0d3    ONLINE       0     0     0
c3t0d4    ONLINE       0     0     0
c3t0d5    ONLINE       0     0     0
c3t1d0    ONLINE       0     0     0
c3t1d1    ONLINE       0     0     0
c3t1d2    ONLINE       0     0     0
c3t1d3    ONLINE       0     0     0
c3t1d4    ONLINE       0     0     0
c3t1d5    ONLINE       0     0     0

errors: No known data errors

# zpool upgrade
This system is currently running ZFS pool version 10.

The following pools are out of date, and can be upgraded.  After being
upgraded, these pools will no longer be accessible by older software versions.

VER  POOL
—  ————
4   raidbox

Use ‘zpool upgrade -v’ for a list of available versions and their associated
features.
mother# zpool upgrade -v
This system is currently running ZFS pool version 10.

The following versions are supported:

VER  DESCRIPTION
—  ——————————————————–
1   Initial ZFS version
2   Ditto blocks (replicated metadata)
3   Hot spares and double parity RAID-Z
4   zpool history
5   Compression using the gzip algorithm
6   bootfs pool property
7   Separate intent log devices
8   Delegated administration
9   refquota and refreservation properties
10  Cache devices
For more information on a particular version, including supported releases, see:

http://www.opensolaris.org/os/community/zfs/version/N

Where ‘N’ is the version number.

# zpool upgrade -a
This system is currently running ZFS pool version 10.

Successfully upgraded ‘raidbox’

zfsのupgardeが完了。

# zpool upgrade
This system is currently running ZFS pool version 10.

All pools are formatted using this version.

で、すべてのプールがupgrade出来ていることを確認できる。

VCRVAL-2U/E 環境整備から開始

ゴールデンウィーク中に到着していたRAIDBOXのVCRVAL-2U/Eですが、ようやく梱包を解き、電源を入れてみました。

問題なさそうなので、設定を始めようと思いLCDパネルからIP ADDRESSを変更しようとしたところ、パスワードがわからないことに気づきました。遅すぎる?w

初期設定時のパスワードや適当な羅列を試してみたが、当たるわけはない。

そこで、サポートに聞いてみた。

「パスワードのリセット(初期化)や工場出荷時の状態に戻す方法を教えてください。」

と。

簡単に、パスワードリセットが出来る物だと信じていただけに、この回答にはガッカリ。

「この製品では、初期状態に戻したり、パスワードをリセットすることが出来ません。」

メンテナンス用パスワードがあるらしいですが、そこは製造メーカーとの契約?があるのでしょう。一般顧客には教えていくれる訳はないです。

すこし、呆然としながらRAIDBOXのLCDパネルをポチポチと触っていた時、ふと思いました。

「初期パスワードの逆打ちなんて事はないやろか?」

まさに、ビンゴでして めでたく管理画面に入ることが出来ました。

あとは、導入環境に合わせてIP ADDRESSやmail アラート、snmpなどの設定を一通り行い、イニシャライズを開始しました。

現在、入っているHDDは120GBのもので、8本あります。

これをRAID6+ホットスペア1台という設定でイニシャライズしてみました。容量にして600GBほど。RAID6+ホットスペア1台という設定ですが、232cから設定すると、もしかしたら もう少し細かな設定が可能かもしれません。が、未確認です。

WEB GUI上でイニシャライズしましたので、選択項目でRAID5+ホットスペア1台あるいは、今回 利用したRAID6+ホットスペア1台の設定でないと冗長性に欠けそうです。以前 RAID5を壊した経験を持つ私は、同じ轍を踏みたいくないので、RAID6+ホットスペア1台にしました。

さすが、容量が少ないHDDだけあって、1TB HDDをイニシャライズするのとは時間的に大きく違いました。正味1時間弱でしょうか。

RAIDBOXの動作確認が出来ましたので、RAIDBOXの構成をすこし変更したいと思います。Raid SubSystemのMemoryは256MB載っているわけですが、これを最大容量の1024MBのメモリに差し替えるつもりです。Cacheは多い方がアクセス早いでしょうし。ちなみに利用されているMemoryはPC2700 DDR ECCとなっておりました。

明日からは移行準備の第2弾として、HDDの調達準備と、DELL POWEREGDE 1950にSolarisを導入準備を始めることになります。最近ではHDDの価格がずいぶんと下がったので、コスト的に助かる。WD 1TByte HDDだと8千円を切る価格帯ですから8台分で6万円ほどで導入できる計算です。

OSの選定ではSolarisかESXi or XenServerにするか迷っていましたが、やはり大容量ストレージを管理するにはZFSに軍配が上がります。

今回 導入するシステムでは、ZFSルートプールを使用してインストールしてみようと考えています。現在のSolarisはSolaris 10 10/08のようですから、U6あたりになるのでしょうか。

また、ZFSには、SSDを配備してZFS Cacheとして機能させる計画です。

はじめてのSolaris 10―オープン・ソースになった最新OSを使いこなす! (IO BOOKS)

Windows 7 RC版リリース XP-MODE利用方法

昨日は、Ubuntu Linux 9.0.4をインストールしたのですが、今日は、Windows 7 RCです。なんかインストールマニアになってる?w

本日(昨日?)ようやくRC版がリリースされました。

といいましても、MSDN/TECHNETでMicrosoft税を払っている人のみ。

昨年MSDN(OS)からTECHNETに変更したので、DL出来ました。

これからVMware Fusionに入れてみまふ。

win7

ちゅうか、まだダウンロード終わってない。混んでますね。

インストールはサクッと終了。

めんどくさいので、スクリーンショットだけ掲載してみる。

win7-1

win7-2

win7-3

win7-4

win7-5

win7-6

ベータ版より安定している感じで、サクサクです。XP-MODEがもの凄く便利そうだけど、どうやって使うんだろう・・・

2009-05-02 追記

XP-MODEだが、

Windows 7の6つの製品エディション(SKU)のうち、最上位の「Ultimate」「Professional」ユーザーが利用できる。ただ、それぞれのパッケージには含まれず、別途ダウンロード提供する。

となっております。

もう少し、詳しく説明すると、

XP Modeの利用には,Windows Virtual PCベータ版と,XPの仮想マシン・イメージの2パッケージをインストールする必要がある。双方をインストールして再起動すると,スタート・メニューに 「Windows Virtual PC」が現れる。初回起動時は仮想マシンの初期設定が始まり,Windows XPの新規インストール時と同じセキュリティ設定画面などが表示される。

だそうです。

利用手順

  1. TechnetからWindows Virtual PC Beta (x64) を落として、インストール
  2. コンピューターを再起動
  3. Windows XP Mode Beta (x64)をインストール
  4. スタートメニューに追加されたWindows Virtual PC – Virtual Windows XPを起動
  5. 最初にVirtual Windows XPの”User”アカウントのパスワードを設定

VMware Fusion上ではインストールは可能ですが、実行することは出来ませんでした。VTを使うからでしょうかね?