2018/10/2現在
raspberry piは、PCでは必ずあるBIOSの代わりに設定ファイルを使用する。
従来は、BIOSを使用し編集して保存していたファイル構成パラメータは、代わりにconfig.txtに保存されていた。これは、ARM CPUとLinuxが初期化される前にGPUによって読み取られる。
そのため、SDカードの最初のBoot Partitionの横にbootcode.bin、start.elfがある必要がある。
このファイルは通常/boot/config.txtであり、linuxからアクセス可能である。アクセスはroot権限が必要です。
WindowsやMacOSでカードをマウントした場合、/sdcard/config.txtを読み書きできる。
config.txtを変更した場合、再起動するまで変更した内容は有効にならない。
コマンドを利用して、activeな設定を表示することが出来る。
vcgencmd
vcgencmd get_config <config>
:特定の設定値を表示します
ex)vcgencmd get_config arm_freq
。vcgencmd get_config int
:これは、設定されているすべての整数設定オプションをリストします(非ゼロ)。vcgencmd get_config str
:これは、設定されているすべての文字列設定オプションを表示します(非null)。
vcgencmd
を使用して取得できない設定がいくつかあることに注意してください。
ファイル形式
config.txtは、初期段階のboot firmwareによって読み取られるため、単純なテキストファイル形式です。
形式は、
property=value
の各行単一文で、value(値)は整数又は文字列となっている。
文中に、#を記述することで、行先頭に#文字を含む行をコメントとして利用できる。