NVIDIA GTX 1070tiの熱処理に困り果て、水冷にしてみた。
使ったモノは、
NXZT 水冷クーラー汎用GPU固定ユニットの、NMXZ KRAKENG12-BK
を購入して、早速 設置してみた。簡易水冷なので、ヘッド・ラジエター、ファン、リザーバータンク、ポンプ、チューブ、フィッティングなどの設定は不要です。便利便利。
まず、KRAKENG12を組立、組立といっても、FANを設置するだけ。
続いて、GPUを取り外し、GPUからファンを取り外す。外すときにヒートシンクで指を切らないようする。
GPUグリスを綺麗に拭取り、念のためアルコールなどを使って綺麗にする。
基板だけになったGPUにマウントを付ける。
マウンターは、AMD用途NVIDIA用のマウントが付属しているので、「N」と刻印の有る物を使う。
15mm × 15mmのヒートシンクをメモリチップに貼り付ける。
実際に貼り付けるまで気付かなかったが、マウンターの高さが低いので、全てのチップにヒートシンクを貼り付けることは出来なかった。実際に貼り付けたのは、GPUチップの上3つだけ貼ることが可能でした。
マウンターに水冷ヘッドを取り付ける。
取付作業を行う際に、ラジエターのフィンを曲げたりしないよう注意しながら、作業する。
水冷ヘッドには、CPU用マウントが取り付けてあるので、マウントを左に回し取り外す。
水冷ヘッドには、グリスが塗られていますので、このまま使うように、グリスに触れないようKRAKENG12に水冷ヘッドを取り付けます。
KRAKENG12をGPUボードにセットします。
GPUと冷却ヘッドが馴染むようなんどが、左右に動かし、ボルトを締め付ける。
あまりキツク締め付けると、冷却ヘッドとGPUに隙間ができるこ冷却性能が落ちるので、ほどほどに締め付ける。
水冷ヘッドにUSBケーブルと、電源ケーブルを接続します。
ちなみに、CAMソフトウェアは使わないので、今回は、USBケーブルは接続していません。なので、光ったりFANの回転を制御していません。
今回は、9PINのケーブルのみ使用しています。
9PINケーブルには、FAN用のコネクタも付いていますので、ラジエター用とチップ冷却用FANを9PINケーブルに接続します。電源は、SATAケーブルで供給するので、これも接続します。
最後に、PCI-EにGPUを刺して、PCを起動する。
思ったより簡単に設置できた。
実際に使った感想は、冷える!!!
GPUをフルパワーで回した場合80℃まで上昇していた温度が45℃で安定しています。
室温より冷えることはないので、クーラーなどで室温を下げると、もっと冷えると思う。が、クーラーの容量不足で、これ以上温度下げられない。
価格的にもう少し安ければ、全GPUを水冷化したいところだ。
結局 今回は、計4台のGPUを水冷化する予定