最終的に、asterisk PBXを導入するつもりだが、apt-get でインストール出来るasteriskにはdahdi等、必要となるkernel moduleがある。
となると、kernel makeをしなくちゃなりません。
armの4coreと言えどmakeには時間がかかるので、分散コンパイル出来る環境を整える。
distcc server → raspi2-1:192.168.1.1
distcc client → raspi2-2:192.168.1.2
distccのインストール
distcc server
# apt-get install distcc build-essential # vi /etc/default/distcc STARTDISTCC="true" ALLOWEDNETS="192.168.1.0/24" LISTENER="0.0.0.0" ZEROCONF="false"
distccはboot時に自動起動させたいので、
# update-rc.d distcc enable
distcc client
$ export DISTCC_HOSTS="localhost 192.168.1.1"
exportは毎回面倒なので、
bashrc等に、export 設定を書いておいてもOK
discc で compile
clientから適当なsourceをmake してみる
raspi2は4coreなので、-jはコア数の1.5倍程度にする。
# CC=distcc ./configure # CC=distcc make -j12
確認
本来なら、
distccmon-text 1
で分散コンパイルの状況を確認できるが、一向にログが流れない。
しかし、tail -f /var/log/distcc.logをみるとちゃんとコンパイルされていることがわかる。
2台以上のraspi2でdistccを設定しておけば、どちらのマシンからmakeしても分散されるので便利。