kernel make の前準備
Raspi2を複数台用意したり、別のマシンでクロスコンパイル環境を整えられるなら、distccを設定しておくとなお良し。別マシンでクロスコンパイル環境を整えるだけでいいかもしれないな。
ちなみに、www.raspberry.orgにはクロス環境を整える例も載っていたりする。初心者にはやさしいです。
https://www.raspberrypi.org を参考にkernel makeする。
kernel sourceの取得
# git clone --depth=1 https://github.com/raspberrypi/linux
bcが無いとmake出来ないので、インストールしていなければ入れておく。
# sudo apt-get install bc
kernel make
# cd /usr/src/linux # make bcm2709_defconfig # make menuconfig ←変更する場合 ncursesが必要だったかも # time make -j6 real 88m55.750s user 280m26.470s sys 17m19.900s
distccで分散するなら
# make CC="distcc gcc" -j 12 real 92m26.357s user 145m21.380s sys 16m46.390s
なぜ分散すると時間のびる???
topで見ていると、distcc serverでtopを見ていると、cc1がいくつか出てくるので、分散compileしている事は確かなんだけど。
# make modules # make modules_install # cp arch/arm/boot/Image /boot/kernel-3.18.11.img
新カーネルでの起動準備
# vi /boot/config.txt kernel=kernel-3.18.11.img # reboot